DANCE STUDIO
DRASTIC DANCE"O"のメンバーブログです。
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まる1日の舞台稽古、前日のイタリアチームの御乱行で床がベトベト、舞台監督の荒さん・我らが荒くん・が現地スタッフと協力しながらきれいになってゆく床。通訳のダニエラ・我らがダニちゃん・の援護射撃も素晴らしくどんどんドラらしくなってゆきます。音響プランナーの鈴木さん・我らがスズミエ・も音響の仕込みのみならず、あらゆることを手伝ってくれていました。私たちは作品内容のことも必ずスズミエに意見を貰う仲でございます。さてさて一番苦労したのは照明家日下さん・我らがヤス・大いに悩ませる現地のアシスタント君、書ききれないほどいろいろとあったようですが泰然自若、さすがヤス落ち着いて対処してくれました。そしていざ本番、はたしてお客様は来くれるのか!?心配で心配で、しかし誰も居なくても創りあげたものを精一杯やろう、と、もやもやを吹き飛ばし板付きの準備のため舞台袖へ、すると客席がざわざわしているではありませんか!くーと武者震い、あとは集中して一気にラストまで、メンバーの気迫も尋常ではなく、肉体も心も美しい!手前味噌で恥ずかしいのでございますが板の上が澄みきっておりました。そして終了、暖かな拍手、スタンディングオベーションに包まれ泣き出しそうになりました。何度も何度もご挨拶をさせて頂きました。初の経験にこれまでの舞踊人生を振り返ったりと本当に収穫多く宝になりました。観客席にはただひとりの日本人のうちのおじさんが見守ってくれてました。ありがとう!終了後記者会見に臨み、とても奥深い質問を沢山頂き、通訳が二名の複雑な質疑応答ではございましたが作品内容、ドラスティックのこと、そして一番うれしかったのは作品すべてがインプロビゼーションに見えたけれど振付されているのか?の質問。これにはガッツポーズ、私は個人的にインプロで創ることはしない、否定はしないけれどやはり振付家がまずは丁寧に創るものだと信じてやっています、しかし観客がこれってインプロだと思ってくれることを理想としているのでとても嬉しかったのであります。今回も勿論皆にモチーフは考えてもらったりはありました。それをアレンジするのも私の仕事、それから何故だかドラスティックには創ることを面白がる人たちが集います、将来は作家軍団にしたい、そんな夢を持っています。勿論優れたパフォーマーを目指すのは言うまでもなく、精進あるのみ!と何だか真面目になりすぎた、今日は8時に国境越えのバスにていざ、ルーマニアへ。滞在ホテルの食事も三食きっちり用意され、新鮮な野菜満載で主催者の配慮に感謝!そして携わってくださった皆様に感謝、メンバーに感謝。早起きしちゃったぜの清実でした。また報告します!
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