DANCE STUDIO
DRASTIC DANCE"O"のメンバーブログです。
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子供の頃からダンスはやっていたものの、本格的にレッスンを猛烈に励んだのは大学に入学、つまり東京に来てからだ。全くもって嘘のバレエしか経験が無かった私は焦りに焦り、勿論違うダンスも同様で惨憺たるもので、回りのみんながすこぶる上手く思えてよく泣いていた。あの経験がなかったら私はあっさり下関に帰省していたに違いない。何をやってもビリギャル(当時そんな言葉はない)。だからやるしかなかった、親友は私より30センチは足長、おまけにバレエ出身、この事も私に大いに火を付けた。全てにおいて劣っていたなんてもんじゃあなかったのだ。悲しかった。そこから始まる前田の巻き返し作戦。とにかくやった❗だから身体を壊した、でも続けた。全てのダンスの基本はバレエだと気付いた。遅い、遅すぎる18才。だから私にとってバレエは崇高なものなのだ、そして叩き直してくれた、身体も心も、そう、恩人ナノだ。舞台を目指す若者達よ、バレエをやらなきゃ。must❗そんな私は去年の怪我からバレエから遠ざかっている。弱虫の私だから、昔だったら罪悪感に苛まれたに決まっている。でもこの年齢になり、その焦りは無い。それに変わるトレーニングをしっかりやっているという事実と自信(珍しい!)があるから。でも言いたい。舞台は甘くない。鍛えていないのは一目瞭然、なおかつ身体を鍛えても感性鍛えても上手くいくとは限らない。だからいとおしいのだ。だから面白いのだ。なんだか偉そうな物言いになってしまった。今から歌舞伎座です。こんな思いも伝える義務がある、最近つくづくそう思う。さて楽しみだ、そんな清実でした。
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